いわき三和の福寿草 2/13
まだまだ会津では寒い日が続いていますが、いわき市ではもう春を告げる福寿草が咲いているというのです。
場所は、いわき市三和町下三坂県道358号線沿いとのことです。
三和町といえば何度も行っている林道の宝庫があるところです。林道と花見を組み合わせて楽しんでくることが出来ます。
車にe-バイクを積んで向かったところは、いつもの三和支所のある市萱です。
市萱は長沢峠を下った深い谷沿いの部落なので、両側は急峻な山々に囲まれています。走り出すとすぐの急坂に調子が出ないうちから苦しんだ坂もe-バイクのハイモードでカバーです。
ローカルなのに主要道路なのか結構車が走っている差塩への道を君石で離れると地図では一本線の静かな林道となります。
起伏も緩くて走りやすいのですが、荒れているとはいえ舗装路なのが残念です。
イノシシ除けの電線が張られていたりして、のどかな阿武隈らしい道が続きます。
カーブミラーの向こうの丸い物、なんだか分かりますか。大きなスズメバチの巣でした。秋まではハチがブンブンしていたのでしょうが、人通りも少なく放置されていたのでしょう。
杉林の終わりに「林道交通安全」の幟が立てられて、人の住む気配がしてきました。出会ったのは作業用の軽トラくらいでした。
県道に出てちょっと走ったら、土手がお花畑になっていました。個人の家のようでしたが、なかなか見事な物でした。
福寿草ってこんなに花開くとは知りませんでした。会津で見るのはもっと慎ましやかな花なのです。雪の下に長く居ると卑屈になってしまうのでしょうか。雪国に籠もっていないで出歩くことも大切ですね。
帰りは途中まで戻って、下市萱林道を戻ることにしました。名前からしてローカルで、車の通行は皆無。でも荒れているとはいえちゃんと舗装されていました。
ちょっとだけですが、すごく急な登りと下りがあって、道端に巨石があったり。小さな沢沿いのなかなか趣のある道でした。
いかにも林業という材木が並ぶ所に出ると市萱はすぐそこです。
時間があるからともう少し走ろうと小さな林道口を探したら、重機が数台作業中、19豪雨の後始末がまだ続いているようでした。
さて来週もどこか行こうかなと思っていたら、夜に大きな地震が。しばらくは余震もあるというし、いわき行きは危険かな。冬ごもりが続きそうです。
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