柳津のオフロード 5/5
5月の連休の前半は天気が悪くて肌寒い天気であった。後半は良くなってきたのだが、結構人出が増えてきているようなので出控えていた。それでもどこか走っておこうと地図を眺めていたら柳津にダートらしい道を見つけた。連休最後の5月5日に車にe-バイクを積んで柳津へと向かった。
運動公園に車を置こうと思ったら、少年野球の大会で満車であった。仕方なく道の駅に置いたが連休最後のためか空いていた。
国道を少し走ってから細越・森林公園方面に入ると早速林道細越大野新田線の標識を見つけた。
このような祠があったりして、古くからの道のようであった。
新緑が良い時期を迎えている。山が2重3重に重なるところが奥会津らしい佇まいである。
森林公園を過ぎて調子よく走って行ったのだが、どこをどう間違えたのか林道大平山線になって小柳津方面に出てしまった。
予定したコースと逆回りになってしまったが、黒滝から大野への林道を走ることにした。橋を渡るのがその道なのだがソーラーパネル付きの監視カメラみたいなのが付けられていた。
道はすぐダートになった。しかもなかなかの悪路である。まあそのために極太タイヤのe-バイクに乗ってきているのだが。
轍はあるようなのだがあまり車が通っているようには見えない。せいぜい4駆の軽トラ辺りであろう。
それでも、大野の部落へと出ることが出来た。野生のようだが菜の花がきれいに咲いていた。紫の花も見受けられたがあさぎ大根であろうか。
トンネルを一つ越えて大野新田へと入った。思いの外広い道であった。
道が狭くなるとの標識があったが、荒れているとはいえ舗装の道で新緑の木々の中をぐんぐんと下っていった。これは最初に見つけた林道とは異なる農道のようであった。
細越に出ると雪を被った飯豊山がぐんと広がっていた。信州にも負けない景観である。
そのまま帰っても良かったのだが、もうひと頑張りと、森林公園に戻って早坂峠で柳津の町中に帰ろうと思った。森林公園のサイクリング道路なるものを走って行ったが、早坂峠は看板の向こうの藪の中であった。随分昔越えたときにはハイカーもいてなかなかの道だったのだが。
同じ所を帰るのも何だからと、柳津駅に回ってみた。郵便ポストの上にも赤べこがいた。
道の駅に戻ると、土手の上にべこタクシー(ベロタクシー)がいた。お客はあまりいないようであった。
ダート2本を予定したが1本だけと予定が外れたが、新緑が映えた楽しい山旅を味わうことが出来た。
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