市萱から差塩 2/26
いつもなら1月早々に自転車を乗り出すのだが、今年はオミクロン株の流行に加えて、雪が多くてぐずぐずしているうちに2月も末になってしまった。
天気が良さそうな日を狙って、車にe-バイクを積んでいわきの三和町市萱に来た。昨年まではe-バイクは自転車とはちょっと別扱いにしていたが、もういい年だし積極的に乗っていこうと思う。
根古屋から差塩に抜けようと思っていたが、入り口に全面通行止めの標識が。そこで、少し遠回りして舘下から入ろうとしたら、林道石窪線なる標識を見つけた。どうせだからと進入してみた。
これが思いの外、急坂で悪路。途中道を間違えるなどして進うちに道が雪に塞がれてきた。乗れなければ重いだけのe-バイクだからとあえなく敗退した。
県道に戻って一山越えることになった。気温が上がって春の様なという予報だったが風が冷たくて下りで震え上がることになった。
永井坂に到達するも、火の用心の幟がハタハタとはためいていた。
永井坂から差塩へと川沿いの道がなかなかきつかった。差塩の交差点脇の人家の庭に沢山の福寿草が咲いているのを見つけた。
暫くして脇道にそれると、急坂で日陰はテカテカの凍結路だった。スリップしないようにと恐る恐る登ることになった。
日当たりの良いところは雪が無い。草原の先にそびえる岩山は「一本山毛欅」である。久々の訪問であったが岩山は立ち入り禁止になっていた。
下り道も日陰が多くて雪が残っていた。轍は滑るからと雪のあるところを選んで慎重に下った。昔の様にわざと後輪を滑らせてなんて芸当は出来なくなってしまった。
以前いわきに居たときに良く通っていた差塩湿原にも立ち寄ってみた。となりの牛たちは元気の様だが湿原の木道が随分老化してしまっていた。
湿原からちょっと行ったところの地蔵堂も健在で、地元の人たちの信仰がまだ続いている様であった。
根古屋に出る道に未練があったが来た道を戻ることにした。ひさしも強くなり気温も上がってきて、道端に四輪だけだが大きく花開いた福寿草を見つけた。いわきは春爛漫といったところか。
今回気になったのは、40キロ程度の走行だったのに、バッテリーの残量が30%しかなかったことである。寒さでバッテリーの性能が落ちたのだろうか。それとも、人間エンジンの性能が落ちてバッテリーに頼りすぎたのだろうか。
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