紅葉狩り 古町大イチョウ・木伏椿平線 11/6
紅葉が見頃の季節になりました。どこか行こうかと思っている内に、あっという間に紅葉前線が若松市内にまで降りてきてしまいました。大川ラインはまだ見頃かなと物色していたら、南会津町伊南の古町大イチョウがあったのに気づきました。数年前10月下旬に行ったときは緑がかっていたので、まだチャンスかもしれません。天気の良い日を狙って車に自転車を積んで出かけました。駒止峠にかかると路肩には除雪された雪塊が転がっていました。まだ普通タイヤのままなので焦りましたが、路面の雪は消えていて大丈夫でした。
車は久川城址前の奥会津博物館伊南館の駐車場に止めました。入り口のイチョウの木は真黄黄で落ち葉の絨毯になっています。
稲刈りも終わって、紅葉が盛りです。でもその向こうのちょっと高い山には雪が。冬はもうすぐそこまで来ています。
古町の大イチョウはどんぴしゃりの紅葉の盛りでした。さすがの大木に自転車は小さく見えます。
このイチョウの木は旧伊南小学校の校門の所に立っています。校庭の端の蔦の絡まる木を前景にして撮ってみました。
今回は久しぶりにパスハンに乗ってきました。それは、地図で見つけた小さな林道を越えるためです。入り口には民有林道木伏椿平線の標示があります。唐倉山登山にも利用されているようで、結構良い道のようです。でも先には熊注意の看板が!熊が怖くては林道を走れないし、熊鈴をハンドルにぶら下げてきてあります。
道は舗装路、植林地のようで立派な杉林が並んでいました。鳥居が見えますがその奥は神社というより小さな祠でした。
分岐を左にとると、急坂で落ち葉に埋め尽くされた道になりました。紅葉せずに大きな枯れ葉を散らす木々が多いようです。
パスハンなので1対1よりも低いギヤを付けているのですが、落ち葉が滑りやすいのでのんびりと押していきました。
見晴らしが良いところでパチリと。近くの山々は紅葉で彩られていますが、遠くの高い山々は雪化粧です。
ようやく林道のピークと思われる所に着きました。路肩には結構雪がありますね。今までは南斜面を登ってきたのですが、下りは北斜面です果たしてどうかな。
この下りもなかなか手強かったです。急坂のつづら折れに滑る落ち葉がびっしり、そして雪も少々。先に見える白いところがこれから下る山口方面です。ドドドドドドーっと下っていくのです。
8.5キロあまりの林道を抜け国道に出ました。いつも多用する後ろブレーキが不調で下りが楽しめませんでした。どうもリムのブレーキシューが当たる部分に異物が刺さっていたようです。
後は駐車場へ戻るだけです。御蔵入三十三観音というのがあったので立ち寄ってみました。お堂の中は真っ暗で観音様は見えませんでした。
山中で無くても紅葉が綺麗なところは多いですね。一休みがてら写真撮影です。
時間も無くて距離は短かったのですが、天気も良く奥会津の紅葉と山旅を楽しむことが出来ました。でも冬はもうすぐそこまで来ていますね。
« 柿もぎ | トップページ | 大木伐採のお手伝い »
コメント
« 柿もぎ | トップページ | 大木伐採のお手伝い »
会津はもう高いところは雪がふっているようですね。落ち葉の林道を、低いギヤでゆったりと漕ぐのは、パスハンならではの楽しみでしょうね。峠でコーヒーを沸かしたくなります。その速度でしか見えない世界があるように思います。
投稿: | 2020年11月 9日 (月) 19時43分
コメントの名前を入力しておらず、たいへん失礼しました。
投稿: ぱぱろう | 2020年11月 9日 (月) 19時44分
ぱぱろうさん 関東の落ち葉は乾いていて、カサコソ・ガサゴソと心地よいのですが。冬型になると裏日本の落ち葉はぬれてスリップします。いずれにせよ峠では暖かいものが欲しくなりますね。
投稿: kuri | 2020年11月10日 (火) 09時07分