不動滝 2題 10/2
会津には不動滝と呼ばれる名所がいくつかあるのですが、その中でも特に著名なのに行ったことが無いというのがあって、季候も良くなってきたので出かけてみることにしました。
小野川不動滝
裏磐梯の小野川湖のほとりにある不動滝です。グランデコに向かう道を入って小野川湖を過ぎて左手に入った所に駐車場があります。道が狭いので対向車があったらと冷や冷やします。休日は大変でしょうね。もう少し上にも第二駐車場が出来たらしいです。
入り口には朽ち果てた鳥居が立っていて、熊注意の看板も。もちろん熊鈴はちゃんと用意してきました。
石の灯籠が二つ立っている所から石段になります。かなりの段数です。いわゆる不動様への参道です。
石段を登り切ると平らな遊歩道になります。先に古ぼけた社が見えてきました。不動明王が奉られていたのでしょうが、中はほぼ空でもう信仰は途絶えてしまっているのかもしれません。
川には立派な橋が架かっていて、見事な不動滝を見ることが出来ました。冬景色も見事だというのですが、駐車場が閉鎖されてしまうのが難点です。
帰りは、石段を通らずに遊歩道を歩いて駐車場に戻りました。小野川湖遊歩道など他にも歩くところはありそうです。
達沢不動滝
小野川不動滝は1時間ほどで切り上げて、次は猪苗代町沼尻の近くにある達沢不動滝に車を走らせます。達沢の部落を過ぎると地道になりやはりちょっと狭い道を走らせられます。
ここは名所になっていてそこそこ観光客が来ているようです。ストックにザック姿で行ったのですが、タウンスタイルでOKでした。
道は達沢川沿いの平坦な道で気持ちは良いのですが、トレッキングで行くほどのことは無いようです。
あっという間に不動様に着いてしまいました。鳥居があって、右の建物はお休みどころのようで、滝の前に不動明王がいかめしい格好で立っていました。刀がいっぱい置いてありお酒も沢山備えられていて、こちらは信仰も継続中のようでした。
滝は二つあって、正面の大きいのが雄滝で水量もありました。小野川より小さめですが。
左側の滝は雌滝でこちらは水量がほとんどありませんでした。春先なら雪解け水でザーザーなのかもしれません。
歩く距離はほとんど無くて、物足りない感じです。冬ならもっと下から歩いてとなるのですが、やはり駐車場が問題ですね。
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