18曲がり から 雌沼へ
若松市内から東へ、東山温泉街を抜けると東山ダムがあります。このダムに沈んだ川渓という所がありました。そこの生活の糧(林業)が吹矢山でした。そこではかつての生活道路が埋もれてしまっています。
5月にも通った18曲がりの道を上ります。急な斜面に付けた道なのでくねくねと18曲がっているというのですが、数えられないほど曲がっていました。
梅雨時に入ると草木が一気に生い茂り道を阻むことになります。元気な仲間がいて、剪定ばさみでチョンチョンとやりながら進みます。見習わなくてはなりませんね。
ブナの幹に縦にいくつもの傷が、ブナの実を食べに来た熊がツーッと滑ったのでは。大きな糞も路上にありました。
尾根道に出るまでに2時間ちょっと掛かってしまいました。なかなか大変な道です。
前回も来た、学校林の碑です。これは、山の反対側の門田地区の学校のもので、海軍大将が書いた文字のようです。ここから、青木山へは一歩き、吹矢山へは二歩きのはずだったのですが、
藪漕ぎ藪漕ぎで、道無き道を進むことになってしまいました。目指したのは山の中の神秘的な沼の雌沼です。もう一つ雄沼もあったのですがほぼ干上がって山の動物たちの泥浴び場となっていました。
この沼まで無理していったのは、モリアオガエルの産卵時期だからです。このように沢山の卵塊がぶら下がっていました。冬の少雪の渇水の影響はあまりないようでした。
朝7時にスタートしたのに、沼でお昼になってしまいました。帰り道は来た時付けた目印を頼りにわっせわっせと峠越えです。行きは良い良い帰りは怖いで、かなりくたびれてしまいました。
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