西山温泉郷 4/16
会津若松のすぐ隣の柳津町、その山中に西山温泉があります。どこから行っても山越えなのですが、今回は三島町宮下から入ってみました。
車は、三島町の道の駅みしま宿に置かせてもらいました。ここは、只見川を渡る只見線の絶景ポイントとしても有名です。尾瀬街道といって国道252も通っているのですが、交通量もそこそこあって、スノージェットやトンネルが多くてあまり走りたくない道なのです。
すぐに国道を分かれて県道59に入り大谷方面に向かいました。作業用のトラックがゆっくり走っており、除雪目印の赤白ポールの回収中でした。ようやく春が来たという感じでした。
大谷の部落からは道はぐっと狭くなり、大谷峠へと続いています。入口には積雪・通行止めの標示がありましたが、雪はなく重機を使って道路脇の土砂や落ち葉の撤去作業中でした。
峠を一気に駆け下りると西山温泉はすぐでした。現在営業しているのは「滝の湯」「下の湯」「中の湯」「老沢温泉」「新湯」の5軒のようです。他に町営の日帰り温泉施設の「せいざん荘」があります。以前、智尽荘という宿に泊まったことがあったのですが、廃業してしまったようです。
パンフレットに載っている古い温泉神社があるというので探してみました。下の温泉街からの道は廃道状態で、上のバイパスから入ると、このような古ぼけた神社に出くわすことが出来ました。
この地域には地熱発電所があるというので行って見ました。上ったり下ったりと山の中を数キロ走ったら、水管ではなく蒸気管が走っていました。地熱で熱せられた地下水の蒸気を発電に使っているようです。
PR館を覗いてみましたが、発電の仕組みは?でしたが、大きなタンクや機械が広い敷地に並んでいました。
さて、帰り道は砂子原からの地道の林道を久しぶりに走ってみることにしました。途中にあった小野川原という部落が廃村になってしまっているので、道は荒れていました。雪解けの泥水のせいかもしれません。
途中の二股分岐を右に取りましたが、最初こそひどい道でしたが、後半は舗装路になり宮下へと一気に下っていきました。
ちょっと時間があったので只見川を渡り宮下の散策をしてきました。下にダムがあるので水はゆったりとしてなかなかの景観でした。
三島町にも温泉が多いので、これらも巡ってみたいものです。
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