大杉集落跡・役の行者 5/6
大型連休の最後の日、ほんの近いところにありながらなかなか行けなかったコースに出かけてみることにしました。
まずいつもの滝沢峠を上って、峠手前から遊歩道に入りました。
ほんの短い遊歩道なのですが、倒木があったりして苦労させられました。まあ、この程度は小手調べなのです。
舟石の所で旧街道に出ました。これは白河街道の旧道で道幅もあって良く整備されていました。
いったん金堀の部落に入ってから、上り返して林道横向線の入口に出ました。ここは、滝沢南新道の入口にもなっているのですが、そちらには行かず林道をそのまま直進しました。
林道の終点にある大杉集落を示す道標もだいぶ草臥れていました。さらに、その先の道にはクマザサが生い茂っていました。
その藪の中に一本、マムシ草が咲いていました。今年初めて見つけました。
杉林の中の小径を上っていきました。時折踏み跡を見失いそうになることもありました。
下りになると、道は右に左にとつづら折りに、赤い目印に助けられながら進みました。
何となく見覚えのある場所に出ました。大杉集落跡では?と見回したら立っている道標の下に「大杉集落跡」の標示が取れて落っこちていました。
道が泥んこになった所もありました。獣の足跡だけでなく人間の足跡もちゃんと残っていました。
ようやく問題の滝の所に出ました。以前来た時はここで沢を渡って急な遊歩道を背炙り方面にようやくの思いで抜けたのでした。
その後の調査で、この滝の横を抜けられることが分かったのでした。写真では見にくいですがロープが張られています。
ここは役の行者といって、鎖場の祠までがある超難所なのです。この信仰は今も続いている様で、年に一度ぐらいお祭りもあるようでした。
前の写真で車輪が写っていたのは、このように車輪を外して滝の所を往復したためなのでした。
たいした高さではないのですが、本日最大のアドベンチャーでありました。以前は上に山の様に倒木があったのですが、ほぼ片付けられていたことにも助けられました。
後は川沿いに下っていきました。白い花が沢山咲いていたので撮ってきましたが、二輪草のようですね。
ようやく林道に出ました。担いで軽い自転車に、山歩き用の靴が大活躍でした。
あとは、不動川に沿って林道を下っていきました。MTBのようには行きませんが、26×1.5のタイヤにVブレーキですからそこそこ下っていくことが出来ました。
8時出発でお昼前には帰ってくることが出来ました。総距離は15キロ、このようにすぐ近くにフィールドがあるのですから恵まれていますね。
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