お彼岸の会津 会津五薬師巡り
さて、このところ会津の走り出しの恒例となっていたお彼岸ラン。今年は天気が思わしくなく延び延びになっていました。お彼岸開けの最後の日、予報では好天で気温も上がりそうとのことで、出かけることにしました。会津盆地の雪はほぼ溶けたのですが、周囲の山々にはまだ雪が、そのせいか山から吹き下ろしてきた風はまだまだ冷たかったです。
今回の目的は会津にある五つの薬師寺を回ることにしました。薬師寺は昔のお医者さん、今年も元気に走れるように祈願してきましょう。まず、目指したのは磐梯町の慧日寺です。
慧日寺は平安時代に僧徳一が開いたとされる大きなお寺です。僧兵もいてかなりの勢力を持っていたようです。慧日寺の薬師堂が東の薬師になります。
磐梯町からちょっと下って、会津盆地の縁を北へ向かいました。いつも通る恋人坂、会津盆地の展望がぐっと開けるところです。
更に北上して北塩原村北山へ、向かい風が強く冷たいと思っていたら、暗雲が垂れ込めてきました。天気予報が外れるのかな。
北の薬師は北山の大正寺です。かなり山奥かと思っていたのですが、あまり登らずにすんで良かった良かった。
さて、次は西の薬師です。まず、喜多方に出てラーメンも食べずに先を急ぎました。
会津芦ノ牧と熱塩を結ぶ自転車道も使わせてもらいました。
追い風になって調子が出てきたところで着いたのが、西の薬師、坂下町宇内の宇内薬師です。ここの薬師如来像は有名で、ちらりと覗くことも出来ます。
更に追い風に乗って東へ東へ、中央にあるのが、湯川村勝常寺の薬師堂です。ここも徳一が開いたという由緒ある寺ですが、3月いっぱいまで拝観冬休みの表示が出ていました。
近くの道の駅で一休みしました。奥のロードバイクはいつも一緒に走っているお仲間さんです。これから、喜多方方面まで行くとか。地鶏のソーセージを食べていたら、「ワタナベ」の自転車ですねと声をかけられました。関東からドライブで来た人でしょうか。クロモリマニアがいますね。
気温もどんどん上がってきました。天気も良くなってきて飯豊山もはっきり見えるようになりました。
最後は、南の薬師、門田の野寺薬師です。走った距離は80キロ、春先にしては上出来でした。
これで、五薬師は巡ったし、今年も健康で走るぞ!・・・でも会津には十二薬師というのもあるのです。これは手強いな。
« 「津」を尋ねて 3/15 | トップページ | サンデー・モーニング・ライド開始 4/1 »
コメント