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2017年9月13日 (水)

北へ  Ⅱ

サロベツ原野
 北海道の日本海側はにしん街道と呼ばれていて、かつては鰊漁が盛んな所であった。南部の追分ソーランラインは走ったことがあるので、北の日本海オロロンラインが今回の狙いであった。今回は図らずも車で走ることになったが、小樽・石狩間は車が多く、石狩留萌間にはとんでもなく長いトンネルがあったりして、快適そうなのは留萌から北であった。車で良かったかもしれない。
Sa01


 良さそうな所を少し走っておこうと、サロベツ原生花園の駐車場に車を入れた。
Sa02


 県道を海岸を目指して走った。後方左が原生花園だが、9月ともなれば花も無く原生というだけあっていわゆる藪である。
Sa03


 7キロほどで海岸が見えてきた。ちょっと風があるようで心配だった。
Sa04


 北を目指すオロロンライン、如何にも北海道らしい真っ直ぐな道、左は海、右は谷地や牧草地になっていた。
Sa05


 道ばたに野いちごかなと思って自転車を止めてみたら、ハマナスの実のようであった。
Sa06


 海の向こうには利尻富士が見える名所ではあるが、なかなか雲が切れず山頂を見せてはくれなかった。
Sa07


 やはり北海道、ツーリストとすれ違った。クロスバイクのリアに山積みの荷物、私が自転車乗りを始めた頃のスタイルそのままであった。格好よりもまず旅に出るその姿勢が大切だ。
Sa08


 風は海からでちょっと追い風、調子よく進んだ。雲がなかなか切れなかった利尻富士山頂も何とか見ることが出来た。
Sa09


 だいぶ走って浜勇知から内陸に入ることにした。前方にかすかに見えるのが野寒布岬であろうか。
Sa10


 内陸に入ると放牧地で牛がのどかに草を食んでいた。
Sa11


 勇知駅近くで宗谷本線の線路を横切った。もちろん単線、北海道の鉄道はなかなか厳しいようで、会津線程度の路線が普通のようだ。
Sa12


 兜沼を過ぎ県道を南へ向かった。牧場が次々と現れ、のどかな風景なのだが上り下りが続きおまけに強い向かい風に苦しんだ。
Sa13


 高台からは海が見えたりもした。本州なら山の中でも集落をなしている所が多いが、北海道の牧草地は広大な土地に家がまばらで生活も大変であろう。
Sa14


 ようやく豊徳まで戻ってきた。60キロちょっとであったが北海道らしさを楽しむことが出来た。
Sa15

宗谷岬 日本最北端
 当初は稚内から最北端の地まで走って行くつもりだったが、稚内の車の多さに嫌気が差し、そのまま車で238を北上した。
So1


もうすぐ岬という所で県道889に入りPAに車を止め走ることにした。これはツーリングマップルの表紙にもなったという所であってなかなか素晴らしい景色だった。
So2


 丸山の山頂と思われる所にドームがあって、その脇には風力発電の風車が並んでいた。
So3


 宗谷岬牧場の辺りからは海も見えるようになった。
So4


 岬に直接下りては味気ないからと、宗谷の町に下りてみた。港の前には日本最北端の郵便局があった。
So5


 少し走って、いよいよ日本最北端の地に到達した。本州の大間岬のように雑踏を想像していたのに静かな所であった。ロードバイク乗りが一人、そして小さなピアノを持った若者が一人。
So6


 ピアノ弾きに定番の写真を撮ってもらい、ピアノまで弾いてもらった。
So7


 遠浅の海のようで、サギのような鳥が魚を狙っていたり、カモメが泳いでいたりした。沖に見える島が本当の日本最北端らしい。
So8


 ぐるっと回ってまた景色の良い県道をゆっくりと上っていった。
So9


 最北端到達の感慨は薄かったが、牧歌的な景色はめっけものであった。

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