阿武オフ 湯岐温泉 1

１１月５日（土）　林道板庭入宝坂線
　恒例となった秋の阿武隈オフ、今回の開催地は塙町湯岐温泉であった。この頃寒くなってきたせいか朝なかなか起きることが出来ない。磐西線・水郡線とローカル線を乗り継ぐから列車を一本遅らせると、塙着は１時過ぎになってしまう。

　まっすぐ湯岐へ行っても良かったのだが、兼ねてから気になっていた林道板庭入宝坂線に入ってみた。

　尾根筋を走る林道だが、木々が茂っていて展望は余り良くなかった。しかし、時折久慈川方面を望むことが出来た。

　車はまず通らなかった。舗装とはいえ結構荒れた道であった。

　それも途中から地道となった。草が生い茂っていて２本の轍以外は走りにくい道だった。

　林業が盛んな地域だから、見事な杉林を見ることも出来た。

　１０キロちょっとの道のりではあったが、スタートが遅かったからもう日が傾いてきたので宿への道を急ぐことにした。

　最後の下りは砂利が多くて難儀した。林道の終点の舗装路に出た時はホッとした。

　阿武隈オフでいつも一緒になるD氏とばったり会い、一緒に宿へ向かった。なかなか急坂が続き、湯岐の滝の前で休息がてら写真を撮るなどした。

　宿はかなりの高台に有り、最後は押して上ることになった。以前は井桁屋に泊まったが、もう宿泊は受け付けていないようで、その奥の山形屋旅館が今回の宿であった。

　風呂は岩風呂と名のついた混浴の共同浴場で、だいぶ混んでいたがぬるくてツルツルする湯岐特有の良い湯であった。食事もなかなか豪華で,食べきれないほどであった。いつものことだけどその前にビールでもうできあがっていたからね。