たばこ屋オフ 6/6-6/7
たばこ屋
街角のたばこ屋さんではなくて、たばこ屋という名の旅館があります。かつて,私の輪友が足繁く通っていたのです。何が魅力だったのでしょうか?関東の友人を誘って「たばこ屋オフ」を計画しました。
場所は裏磐梯は檜原湖のほとり、桧原という宿場町にあります。
小さな旅館ですが温泉掛け流しで24時間入れます。たばこ屋という名の由来は以前たばこ屋も営んでいたためとか。赤いたばこの看板下の自販機がその名残のようです。
食事は山の物を中心に質素でしたが、「こづゆ」までつきました。でも、会津人以外は知らないよね。
雄国沼
初日は雄国沼へ、レンゲツツジが鮮やかに咲いていました。
葉っぱばかりで何だろうと思っていたら、花が咲き始めていました。コバケイソウです。
雄国沼名物のニッコウキスゲも2つ3つと咲き始めていました。
でも、道路にあったデカい奴は誰のだろう。こんな大きなのをするのは・・・ブルブル!・・
桧原峠
二日目は旧米沢街道を辿りました。刈り払ったばかりの峠道を皆で押していきました。ブナの緑が美しい峠道でした。
峠は両脇に塚があってちょっとした広場になっていました。
下りは、最初こそ良かったもののやはりかなりの難コースでした。道が途切れたり、担ぎや、沢渡りもあり思いの外時間を要してしまいました。
それでも、綱木峠を越え、船坂トンネルを越えると米沢の町が見えてきました。そのまま米沢の町へなだれ込むのかと思いきや。
板谷峠
ハンドルを西に向け、板谷街道に挑戦することになった。最初こそだらだら上りで足も回っていたが、唐松鉱泉を過ぎてからの急坂にあえぎ、やっとの思いで奥羽山脈分水嶺に到達した。
この街道は峠越えだけでは済まなかった。赤い河を強引に渡河し、福島県に入り、更に細道を辿っていった。
道は悪いがようやく乗れるようになってきた。
前が開けて福島の町並みが見えてきた。後は黄金坂を駆け下り福島の駅を目指すだけだ。
福島駅着17時30分、別れを惜しむ間もなく自転車を袋に詰めて新幹線で在来線でと帰路についたのでありました。
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週末はお世話になりました。
雄国沼、桧原峠、板谷街道、峠越えはもちろん、山道あり、渡渉ありの変化に富んだサイクリングでした。道端のでかい奴には閉口しましたが(^^;
考えてみると桧原峠は廃道状態だったのによくぞあそこまで整備してくださったなあ、という感じですね。渡渉点も以前より行きたかったので今回行くことができてとても満足です。たばこ屋も多くの人が足しげく通うだけあっていい宿でした
ありがとうございました!
投稿: とし | 2015年6月10日 (水) 05時26分
としさん せっかく来てくれるのだからと欲張ったプランになってしまいました。最近は、旧道が復活整備された所が結構あります。地方のニュースにしかならないのでアンテナを張り巡らせている必要があります。
投稿: kuri | 2015年6月10日 (水) 08時59分
会津近辺もサイクリングに良いシーズンになってきましたね。こんな道を押したり、担いだり乗ったり楽しいサイクリングをしてますね、「熊のウンコ?」は歓迎しませんね。。。
(*)14日の杖突峠は如何なりましたか。。。
投稿: N B san | 2015年6月10日 (水) 21時21分
たばこやオフ、宿の手配に割引チケット、もちろん充実のコース計画に実行、大変お世話になりました。山道に農村にオーソドックスな旧道峠に川渡り、細道裏道時には道なき道と、次から次へと繰り出される見所と手に汗握る展開、あっという間に日曜日の夕方になってしまいました。
としさんのブログでも書かせて頂きましたが、ブナ林の木漏れ日と涼しさ、エゾハルゼミの大合唱には心を奪われました。青い空に青い山影、忘れられない初夏のツーリングになりました。
次に何が起こるかわからないどきどき状態で過ごせたことが、とても良かったと思います。かなりくたくたになりましたが、大変気持ちいい疲れです。
また阿武隈でも、どうぞよろしくお願いします。
投稿: 高地 大輔 | 2015年6月10日 (水) 23時21分
N B san さん 会津には良いところがたくさんあるので、わざわざ信州まで行かなくとも・・・でも杖突峠には行きますよ。
投稿: kuri | 2015年6月11日 (木) 08時53分
高地さん 若松では夏にならないと蝉は鳴きませんが、裏磐梯では春から蝉が鳴いているとは今まで気づきませんでした。高地さんの昆虫博学もなかなかのものですね。
投稿: kuri | 2015年6月11日 (木) 08時57分